設定を理解するための学習ガイド · 入門・解答付き
ローリング ウィンドウと再テスト ウィンドウの違い
ローリング ウィンドウは、アライナーでまとめるデータの時間幅です。再テスト ウィンドウは、同じ系列の処理後の値が、異常の条件を満たし続けなければならない時間です。データをまとめる時間を長くすることと、異常の継続を待つことは別の設定です。
まず予想してみましょう
下の表では60秒地点で初めて5%を超えます。再テストが60秒の場合と120秒の場合、どちらが発火するでしょうか? いつ発火するかも予想してください。
固定された小さな入力例
再テスト ウィンドウの発火条件を、同じ固定波形で比べます。
| 経過時間 | 観測された5xx率 |
|---|---|
| 0秒 | 0% |
| 60秒 | 6% |
| 120秒 | 6% |
| 180秒 | 0%(回復) |
公開教材の固定seed: 270927 · データはこのページの表に固定され、個人設定は含みません。
値が判定へ進む流れ
- 各時刻に観測した値
- ALIGN_NONE:値を集約せず、そのまま評価
- 同じ系列の違反が60秒 / 120秒続くか判定
この例で固定する条件
- しきい値 > 5%・ALIGN_NONE・1系列
- 再テストだけを60秒 / 120秒に変えて比較
- 合成例はアプリの現在の設定とは独立しています。
fixed-teaching-points · v1 · 60秒 間隔 · 180秒 観測期間
解答と考え方
解答を開く
この判定器では、60秒は120秒地点で発火し、120秒は回復までに発火しません。
60秒地点は違反の開始です。120秒地点では違反開始から60秒経過しているため、再テスト60秒の条件を満たします。180秒地点はすでに0%なので、再テスト120秒の継続条件は満たしません。違反した点の数ではなく、評価時刻と継続状態を確認します。この固定例ではALIGN_NONEを使い、ローリング ウィンドウの影響を除いています。
シミュレーターで確かめる
ここからは現在の設定を使う別の実験です。表の固定例を読み込む操作ではありません。まず条件を確認し、必要なら練習用の波形を作ってから、以下を試してください。
- 現在のローリング ウィンドウ・アライナー・再テスト ウィンドウを確認し、データIDを控えます。
- 再テスト ウィンドウだけを別の値に変更し、反映してから直前の設定と比較します。例:2分から1分へ。
- 発火した時刻、発火しなかったケース、継続時間がリセットされた場面を確認します。データIDが同じなら、同じ波形での比較です。
開くと事前確認のダイアログが表示されます。リンクだけでは設定・波形・保存内容を変更せず、教材を開始する場合は元の実験を別のブラウザ領域に保護します。表の固定例とシミュレーターの現在ルール用テストは別データです。
理解できたか確認する
- ローリング ウィンドウと再テスト ウィンドウの役割をそれぞれ説明できる。
- 生データの短いスパイクだけでは、発火するか決められない理由がわかる。
- 設定を比べるときはデータIDを確認し、波形を作り直さない。
比較メモには、データID・変えた設定・発火時刻または発火しなかった理由を残しましょう。実験の保存はアプリ内で明示的に行ってください。
対応範囲と限界
rolling windowを使わない再テストの例です。別の1分窓の例では、1%, 1%, 1%, 9% のMEANは3%、MAXは9%。生データのスパイク時間だけでは発火を決められません。
合成データによる教育・比較用の説明です。本番の検知率や通知時刻を保証せず、実際のGoogle Cloudへ接続・設定しません。対応しない演算や履歴不足は評価不能として扱います。
公式資料
内容確認:2026年9月27日。Googleの公式・提携サービスではありません。
シミュレーターに戻る
← シミュレーターに戻るアプリから別タブで開いた場合は、このタブを閉じて元のタブで続けられます。上のリンクはシミュレーターを開き直します。同じ波形・再生位置を後から再開したい場合は、アプリの「実験を保存・開く」を使ってください。設定の自動保存とは別です。